BYSTANDER

とりとめもない。

推しのオタク辞めました。

題名の通りです。降りました。
これからはただのファンになります。



モチベ、というよりは推しに対する興味みたいなのがだんだん薄れていっていました。SNSは今までのクセで見ちゃうし、誰かの写真に一緒に写ってたら真っ先に目がいく。贔屓目だろうと1番かっこいいと思う。でもずーーっとなんだかモヤモヤしていました。

私は周りのみんなが言う『推し』という単語と、それに対する自分の行動に違和感を感じていました。一つの舞台を何公演も見たり、グッズを集めたり(ブロマイドのセンチ買いとか無限買取とか)、いつも手紙を書いたり、プレゼントを毎回あげたり、お花を贈ったり、カレンダーや写真集を何冊も買ったり……挙げればキリがないですね。それが出来ないと気付きました。『推しを推す』という行動が出来ないって思いました。

舞台は1公演でも見れれば満足だし(体力とチケットがあればマチソワの2公演を1日で見れば充分)、グッズは買わない時もある、手紙はまぁちょいちょい書くけどそれだけじゃ推しの力にはなれないしね。プレゼントもお花もそんなお金があれば自分に使う、カレンダーや写真集はチェキ1回分くらいの冊数あればいい、そう思ったときに、あれ?これって別に推してる程のことは何も出来てないよなぁって。

昔は全通出来ないにしても公演の半分は観に行った、グッズは見に行くたびにたくさん買って、手紙は毎公演、イベント以外でも金銭面が大丈夫なときはプレゼント贈りました。普段お花が出せる舞台には出ないから1回だけ出せる時にめちゃくちゃ頑張ったし、カレンダーは自分が満足するだけお金の許す限り買いました。
ももう出来ません。



彼のことを嫌いになった訳ではないです。それは断じてない。

でもずーーーっと苦しかった。推しに申し訳なかった。ほかに2推し、3推し、なんて気持ちで作ってみたけれど紛れることはなかったです。2推し、3推しもかっこよくて楽しくて大好きで最推しになりかけたけど、それもしんどかった。
1番大好きでずっと応援したくて推しを応援していたけど裏切ったようで苦しかった。全て自分の身勝手ですけどね。

彼を『推している』というほど力にはなれない(事実なっていない)。2.5次元の舞台であろうとストレートであろうと小劇場であろうと行っていたけど、昔は舞台を見ても本当に楽しくて幸せっていう感情しかなかったのに、今は舞台を見ている途中でもわたし何してんだろうという感情がよぎるようになりました。でも舞台は見ずに接触だけいくようなオタクにはなりたくないです。ていうか正直それオタクじゃねーよなとも思う。接触したいだけなら地下アイドルでも行け。





あとこれは私怨みたいなものも含まれるけど、『自分の好きなキャラクターを演じてくれた俳優』が好き(推し)な人って結構いるじゃないですか。もちろん全然アリだと思います。2.5次元の舞台がこれだけある世の中ですし。でもその舞台のシリーズ、そのキャラクターを演じている俳優しか見ていないのに推しっていう人はどうなんだろう。

その割にSNSがアップされたらきゃっきゃしてたり、ファンイベにだけ行ったりね。この界隈でオタクしてたらある程度の割合でどの俳優にもいるとは思いますが、他の舞台を一切見ていないのに推しって言えるその図々しさ、いっそ羨ましいです(褒めてない)。

別に全通しろとかって話じゃないです。舞台の好みとかモチベとかお金の都合だってあるし。でも推しなら都合が合えば1公演でも他の舞台見に行ったりいろんな仕事をしてるところが見たくなるもんだと思ってるけど違うの?なんで最初からライビュやるつもりでいるの?
ツイッターとかのbioに俳優の名前いっぱい書いてる人見てるとなんとも言えません。


推しにお金を落とさなくなったからオタクを辞めた自分は何なんだろうなあ。





まぁダラダラ書きましたけどこれからはファンとして楽しみます。

推しくん今までありがとう。これからも頑張ってね!